【ハズビン・ホテル】「Stayed Gone」和訳&カタカナ読み
今回は、アニメ『ハズビン・ホテルへようこそ』シーズン1エピソード2の劇中歌「Stayed Gone」に、単語や熟語、そして曲の注目ポイントなどの解説を交えながら、自分なりの和訳とカタカナ読みをつけてみました
⚠️注意
※カタカナ読みは発音の正しさというよりも、私自身が実際に楽曲を聞いて聞き取った音を元に書き起こしています
主観的なものですし、あくまでもカタカナ読みです。参考程度だと思ってください
※この曲は下品な言葉を含みます。歌う際はご注意ください
※筆者は、英語は得意でも何でもなく勉強中です。ご了承ください
公式動画
こちらのエピソード2冒頭11分の動画の8:28から、「Stayed Gone」をほぼフルで聴くことができます
(再生すると曲の開始位置から始まります)
Stayed Gone 和訳
ステイド・ゴーン/消えたままで
stayed:stay の過去形および過去分詞形(歌詞の中では過去分詞形として登場)
stay:~のままでいる
gone:いなくなった
◇
ザッツ、ファク イズ バック!
That fucker is back!
あの野郎が戻った!
fucker:〈下品なスラング・侮蔑的〉ばかなやつ、ばか、やつ(直訳:性交する人)
イェア〜、アイ ソウティ ワズ ゴーン フォー グッ トゥー
Yeah, I thought he was gone for good too
ああ、俺も永久に消えたと思ってた
gone for good:永久に消える
for good:永久に
イツ ビーン セヴェン イユーズ!
It's been seven years!
7年ぶりだぞ!
ユー スティル ピ〜ス、ティアモルズ、ビーテュー ザッ ターイム?
You still pissed he almost beat you that time?
あの時負けそうになったことをま~だ怒ってるのか
pissed:〈下品なスラング〉怒って(「小便する」を意味する piss の過去分詞形)
※「感情を表す」動詞の分詞は過去分詞
過去分詞は「~される」という意味を表す
感情を表す分詞は、日本語では「ヴォックスが怒っている」というように、「~している」と表すが、英語では「ヴォックスが相手によって怒らされる」と捉えるので、過去分詞を使う
almost:ほとんど
beat:打ち負かした(beat の過去形)
※ You で始まっているのにクエスチョンマーク
Are でも Do でもなく、You で文が始まっているが、口語では平叙文(へいじょぶん)でも、クエスチョンマークを付けて疑問文にする場合がある
(平叙文とは、疑問文、 命令文、 感嘆文でもない、主語で始まりピリオドで終わる普通の文のこと)
日本語の「~なのか」のように、語尾を上げなくても相手に対して質問している文になるのと似たようなもの
アー、ファッキュー
Uh, fuck you
おい、ふざけんな
fuck you:〈下品なスラング・侮辱的〉くたばれ、ふざけるな(直訳:あなたを性交する)
(日本語でこれに相当する言葉は存在しないほど極めて下品な罵倒表現)
fuck:〈下品なスラング〉性交する
ジャッセイイ〜ン
Just saying
言ってみただけだろ~?
just saying:ちょっと言ってみただけ
シングス チェンジダ ロッツ シン シー レフ ターウンヌ
Things have changed a lot since he left town
あいつが街を出てから状況は大きく変わった
ザッツ フォー ショーァ
That's for sure
それは確かだ
アイガラ センダ メッセージョ フーズ、リーリイン チャージ オブ シングス ナアア〜ウ
I gotta send a message of who's really in charge of things now
今、誰が真に物事を管理しているのか教えてやらないとな
gotta:〜しなければならない(got to の略)(have to と同じ意味だが、より砕けた言い方)
in charge of:~を管理して
ゥウェウ、カンム、 ホーンム
Welcome home(*1)
おかえり
アム ゴナ、メイキュー、ウィシュ ザッ、ユー、ステイ、ゴーヌ
I'm gonna make you wish that you'd stayed gone(*1)
消えたままでいれば良かったとお前に願わせてやろう
gonna:~するつもり(going to の略)
※仮定法
仮定法とは、現在と違うことを言う時の形。現在のことでも過去形で言う。(日本語でも「~だったら」と過去形になっている)
主語+ wish の後に仮定法を使って「〜だったらいいのに」という願望を表す(この場合「消えたままでいれば良かったのに」となる)
wish の後の動詞や助動詞(この歌詞の場合は have)は過去形にする
(*1)🎵 home と gone で韻を踏んでいる
セイ、ヘァー、ロウ、トゥア ニュー、スターレス クォ〜ウ
Say hello(*2) to a new status quo(*2)
新たな現状に挨拶しろ
status quo:現状
status:ステータス、地位、身分
quo:〈ラテン語〉~するところ
(*2)🎵 hello と guo で韻を踏んでいる
エヴリワン、ノウザッ、デァザ、ブラン、ニュー、ドァーン
Everyone knows that there's a brand new dawn(*3)
真新しい夜明けが来ると誰もが知っている
brand new:真新しい
dawn:夜明け
トゥァナ、ティー、ヴィー、オーン!ヌァ…
Turn the TV on(*3)!
テレビをつけろ!
(*3)🎵dawn と on で韻を踏んでいる
キャメラ スピーズ
Camera speeds
ローリン イン、トゥリー、トゥー
Rolling in three, two
カメラ回せ、3,2…
(ウェウ、カム、トゥ ダ ショーウ)
(Welcome to the show)
(ショーへようこそ)
トップ ディ アワーアン ウィア ディスカスィンガ サーネ ハーズ ビーン
Top of the hour, and we're discussing a certain has-been
top of the hour:正午に、0時に(ニュースなどで用いられる)
discussing:論じる
certain:ある、例の
has been:時代遅れの人、過去の人
フー ハーズビンサポーレッ カボーディング アラウン タウ(ウェウ、カム、トゥ ザ ショーウ)
Who has been spotted cavorting around town (welcome to the show)
spotted:見つかった(ふと目に入って見つかったというニュアンス)、しみをつけた
cavorting:はしゃぎ回っている
ナフターア セヴェニュヤー アブセス
After a seven year absence
absence:不在
正午のニュースは、7年間行方をくらませていたある時代遅れの人物が街中ではしゃぎ回っているところを目撃されたことに関する話題です(ショーへようこそ)
「Top of the hour, and we're discussing a certain has-been who has been spotted cavorting around town after a seven year absence」で一文
💭(いわゆる「(ここまで一息)」ってやつですね…)
ディダニバディ ミセン?
Did anybody miss him?
誰か寂しがった?
ディダニバディ ノーダス?(ウェウ カム トゥ ザ ショーウ)
Did anybody notice? (welcome to the show)
誰か気付いた?(ショーへようこそ)
notice:気づく(視覚、五感で気づく)、注意する
モーラン トゥナイツ プローグラーム
More on tonight's program
更なる今夜のプログラムです
ソーザ レディオ ディーモニズ バッキン タ~ウン
So, the Radio Demon is back in town(*4)
そう、ラジオ・デーモンが街に戻った
ワイジー ハンギナラ〜ウン?
Why is he hanging around(*4)?
なぜ彼はうろついている?
hanging around:うろついている
(*4)🎵town と around で韻を踏んでいる
ワダズザッ ミーン フォ ヨオ ファーミリー?
What does that mean for your family?
これはあなた方の家族にとって何を意味するでしょう?
ワ ハンドリー アイ ガッ グッ ニュース
Well, handily, I've got good news
さて、嬉しいことに、良いお知らせがあります
handily:都合よく
ヒザ ルーザー、ア フォッソ
He's a loser, a fossil(*5)
彼は負け犬、化石同然
fossil:化石、化石のような人、時代遅れの人、老いぼれ
エナイ ドン ミト サウン ハッソー、バッダ ディーミ ニーザ カワード!
And I don't mean to sound hostile(*5), but the demon is a coward!
悪く言うつもりはないが、その悪魔は腰抜けだ!
hostile:敵意のある
coward:腰抜け
(*5)🎵fossil と hostile で韻を踏んでいる
ユーキャン テイクザタス ゴスポゥ
You can take that as gospel(*6)
これは絶対の真実と言っていい
as:~として
gospel:福音(喜びを伝える知らせ、よい便り)、キリストとその使徒たちの説いた教え、絶対的な真実
💡キリストとその使徒たちの教えである gospel という言葉が出るからこそ、ヴォックスはここで神父の恰好をしていると思われる
プレイマイビュワーズィンポーシボ
Pulling my viewers? Impossible(*6)
私の視聴者を引き付ける?ありえない
アイム ヴィジュアー、ヒズ ブレイ アーラボー
I'm visual, he's barely audible(*6)
私は映像、奴はせいぜい音だけ
barely:かろうじて
audible:聞こえる
(*6)🎵gospel と Impossible と audible で韻を踏んでいる
サッ、ギビン ギムダ ターイモ デーイ、ドン リッセノア ワー ヒー セーイ
Stop giving him the time of day(*7), don't listen to a word he'd say(*7)
奴に時間を割くのは無駄、奴の言葉なんて聞く必要はない
(*7)🎵day と say で韻を踏んでいる
アイホーピー アラナイスバイケーイ、バロ シュード ステイド ウェ〜イ
I hope he had a nice vacay(*8), but he should've stayed away(*8)
いい休暇を過ごしたことを願うよ、でも帰ってくるんじゃなかったな
should’ve:~すべきだった(should have の略)
stayed away:こっちに来るな
(*8)🎵vacay と away で韻を踏んでいる
ワイヒー ヘーデン レディーオ、ウェピヴェー レーットゥー ヴィーディーオー
While he hid in radio(*9), we pivoted to video(*9)
奴がラジオに隠れている間、我々は映像に乗り換えた
pivoted:路線変更した
(*9)🎵radio と video で韻を踏んでいる
ナウイズミーーディーーアーーメーズ、ゲリン、ブラッリー、レーアッ
Now his medium is getting bloody rare
今、奴のメディアは完全なレアものになりつつある
medium:媒体、メディア、肉の焼き加減の「ミディアム」
bloody:血まみれの、全く
rare:珍しい、レア、肉の焼き加減の「レア」
💡medium、rare、bloodyは、どれも映像での血まみれの鹿肉料理とかかっている
ヘルズ ビーン ベラー、シーン シー スプリット
Hell's been better since he split(*10)
奴が消えてから地獄は良くなった
split:分裂された、別れた(split の過去分詞形)
ウェアーズィベーン?フー ギザァシット!
Where's he been? Who gives a shit(*10)!
奴はどこにいた?誰が気にする!
gives a shit:〈下品なスラング〉気にする
shit:〈下品なスラング〉くそ、大便、くだらぬもの
(*10)🎵split と shit で韻を踏んでいる
サウリュテイシェンズ!
Salutations!
皆様!
salutations:挨拶、演説などの最初の文句(複数形)
グーットゥビー バーック オーンディエー
Good to be back on the air
放送を再開できて嬉しいです
イエス アイ ノウ イッツ ビンナ ワーイオ
Yes, I know it's been a while(*11)
シン サムワン ウィ スターイオ 、トリテド ヘル トゥ ア ブロー キャース
Since someone with style(*11) treated Hell to a broadcast
it's been a while since:久しぶりに~する
style:スタイル、流儀、風格
treated:取り扱った
broadcast:放送
ええ、粋な者が地獄に放送をお届けしてから久しいことは分かっています
(*11)🎵while と style で韻を踏んでいる
シナ レジョーイス!
Sinners, rejoice(*12)!
罪人の皆様、お喜びください!
sinners:罪人たち
rejoice:喜ぶ
ワラ デイテッ ヴォイス!
What a dated voice(*12)!
なんて古臭い声だ!
dated:時代遅れの、古くさい(date の過去分詞形)
(*12)🎵rejoice に対して voice で韻を踏んでいる
インスタトバ クラウチェイシン、ミディオカ、ヴィディオ、ポーッドキャースト
Instead of a clout-chasing mediocre video podcast
影響力を追い求める平凡な動画版ポッドキャスト それどころか
instead:その代わり、それよりも、それどころか、むしろ
clout:影響力
clout-chasing:SNS上の目立ちたがり屋を指す「clout chaser」(影響力を追う人)というスラングの「chaser」の部分をもじってing形にしたもの。直訳は「影響力を追う」。
clout chaser:〈スラング〉(主にSNS上の)目立ちたがり屋。
SNSで注目されることに必死な人、注目されたくて流行や人気者に乗っかる人、SNS映えのために自分勝手なことをする人、注目を浴びるために迷惑行為を行う動画投稿者等のこと。SNSが発達した現代ならではのスラング
日本のネットスラングで言うところの「承認欲求モンスター」、「インスタ蝿」、「バカッター」等のようなもの
mediocre:平凡な
video podcast:動画を加えたポッドキャスト
💡アラスターは自分の死後(1933年)以降の技術を嫌っているが(参考:Alastor | Hazbin Hotel Wiki | Fandom)、珍しく「clout-chasing」という現代的なスラングを応用した言葉を使用している
カモーン!
Come on!
おい!
イズヴォーックセンセキュア、プスーインガルア?
Is Vox insecure(*13), pursuing allure(*13)?
ヴォックスは承認欲求まみれのかまってちゃん?
(直訳:ヴォックスは不安で、魅力を追求?)
insecure:不安な
pursuing:追求する
allure:魅力
(*13)🎵insecure と allure で韻を踏んでいる
フリリンベスウィーン ディスファーダン、ザットイズ ナッシン ワーキン?
Flitting between this fad and that, is nothing working(*14)?
あれこれと流行の間を飛び回っては、何もうまくいっていない?
flitting:飛び回る
fad:流行
イグノーヒズチャーピン!
Ignore his chirping(*14)!
こいつの喚きは無視しろ!
ignore:無視する
chirping:甲高い声
(*14)🎵working に対して chirping で韻を踏んでいる
エヴリデイヒズ ゴタ ニュー フォーマー!
Every day, he's got a new format(*15)!
毎日新しいものに飛びついている!
format:フォーマット、型、形式
ユールカナッダフューチャー、ヒーッズザ シッダ カムス フォーダーット!
You're looking at the future, he's the shit that comes before that(*15)!
あなた方が見ているのは未来です、こいつは前時代のクソだ!
(*15)🎵format に対して that で韻を踏んでいる
イズヴォーックスァズ ストロンガスヒー パ ポー?
Is Vox as strong as he purports(*16)?
果たしてヴォックスは自分で言うほど強いのでしょうか?
purports:主張する(三人称単数現在形)
ソイズィッ ベイス ダン ヒッ サッ ポー?
Or is it based on his support(*16)?
それともサポートのおかげ?
(*16)🎵purports と support で韻を踏んでいる
ヒードビー パワー レース ウィ、アウディー アザー ヴィー
He'd be powerless without the other Vees(*17)
他の仲間がいなければ無力でしょう
アウ、プリーズ!
Oh, please(*17)!
おい、やめろ!
(*17)🎵Vees に対して please で韻を踏んでいる
アンヒアーズザ シュガー オン ダ クリイム
And here's the sugar on the cream(*18)
そしてここからが更なる特ダネ
sugar on the cream:直訳は「クリームの上の砂糖」
元々こういう言い回しがあるわけではなく、「更に良いこと」、「物事をよりよくするもの」という意味の、「Icing on the cake」、「cherry on top」、「cherry on the cake」等のアレンジだと思われる
わざわざオリジナル表現にしたのは恐らく韻を踏むため
ヒ アース ミー トゥ ジョイ ニーズ ティー
He asked me to join his team(*18)!
彼は私をチームに誘った!
(*18)🎵cream と team で韻を踏んでいる
ホードン!
H-hold on!
待て!
アイ セイ ノウ アナーウヒズ ピスィー
I said no, and now he's pissy(*19)
私の答えは「ノー」、そして今彼は激おこ
pissy:〈下品なスラング〉いらいらして
(「小便」を意味するスラング「piss」に y を付けて形容詞化したもの)
💡アラスターにしては珍しい下品なスラングの使用
人を煽り韻を踏むためなら下品な言葉を使うことも厭わない様子
ザッツ ザ ティー!
That's the tea(*19)!
とまあそんなところです!
That's the tea:〈スラング〉何かを暴露したあとの締めくくりの言葉
この「tea」は、秘密や隠された真実のこと
もとは「T」という表記で、「truth」(真実)の頭文字を取ったものだったそう
(*19)🎵pissy と tea で韻を踏んでいる
ユー オー、タイミー プリック、アイショユー サッフファリング
You old-timey prick, I'll show you suffering(*20)
この老いぼれ野郎、苦しみを味わわせてやる
old-timey:昔懐かしい
prick:嫌な奴(「男性器」を指すスラングでもある)
suffering:苦しみ
オ、オー、ザティーヴィーイズ バッファリ~ン!
Uh-oh, the TV is buffering(*20)!
おっと、映像の読み込み中でしょうか?
buffering:バッファリング。コンピューターでデータを一時的にメモリに保存しておくこと。また、動画コンテンツで映像データをあらかじめ読み込んでおくこと
💡アラスターが「バッファリング」というIT用語をさらっと使っている。またしても30年代以降の言葉の使用
新しい技術を嫌ってはいても、用語がスッと出てくるくらいには知識として取り入れていることが分かる。アラスターの努力家な一面がうかがえる
(*20)🎵suffering に対して buffering で韻を踏んでる
アイ ディストローイー…
I'll destroy you, you little
ぶっ殺してやる、この…
you little:〈口語〉侮辱的、軽蔑的な言葉(誉め言葉の場合もある)の前に来る言葉
ア〜イマ フレ〜イド ユヴロ〜スト ヨー シグノ〜ウ
I'm afraid you've lost your signal
残念ですが電波障害のようですね
I'm afraid:残念ですが
レッツ、ビー、ギェーンヌ
Let's begin(*21)
さあ、始めよう
アイム ゴナ、メイキュー、ウィシュ デッ、アーイ、ステーイ、ゴーヌ、チュー、ノー、ニェーンヌ
I'm gonna make you wish that I'd stayed gone, tune on in(*21)
私が消えたままなら良かったとお前に願わせてやろう、周波数を合わせろ
💡序盤のヴォックスの「I'm gonna make you wish that you'd stayed gone」(消えたままでいれば良かったとお前に願わせてやろう)を、「you'd」を「I'd」に入れ替えてそのままそっくり返している
更に、アラスターの時の方がよりスローテンポでより重々しく、おどろおどろしい雰囲気になっている
(完全に曲を食って乗っ取ってますね…)
(*21)🎵begin と in で韻を踏んでいる
ウェンヌ、アイム、ダンーヌ、ヤ スターレス クウォウォ ノウ イッツ、レイス、イズ、ラーンヌ
When I'm done, your status quo will know its race is run(*22)
私がやり遂げた時、お前のその現状は終りだと思い知るだろう
its:その、それの(it の所有格)
race is run:「これで終わりだ」という意味の比喩表現(直訳:競争は終わった)
オーウ デェス、ウェウ、ビー、ファンー
Oh, this will be fun(*22)
ああ、楽しくなりそうだ
(*22)🎵run と fun で韻を踏んでいる
ファアア〜ック!
Fuck!
クソ!
fuck:〈下品なスラング〉クソ、ちくしょう
◇
WRITERS:Andrew Underberg, Sam Haft
おわりに
辞書や参考書、Google翻訳、有識者による情報に頼りまくりながら、どうにかこうにか和訳し終えました
改めて思いましたが、アラスターのレスバの強さよ。さすがラジオ・デーモン…
そして和訳してみたことで、現代的なスラングをちょくちょく使っていることが知れて面白かったです
この曲のアラスターは、日本語吹替では「メンヘラ」、字幕版では「激オコ」等の言葉を使っていますが、これは英語版で「clout-chasing」や「pissy」、「That’s the tea」等のスラングが使われていることを受けてのことだと思われます
あとアラスターが歌い出してからのヴォックスはひたすらやられっぱなしかと思いきや、せめてもの抵抗のように、意外と韻を踏みに行っていることもわかりました
- 「rejoice」に対する「voice」
- 「working」に対する「chirping」
- 「format」に対する「that」
- 「Vees」に対する「please」
そして何より驚いたのは韻を踏んでいる箇所の多さです
今までただ聞いているだけでも韻を踏んでいる箇所が多いことは分かっていましたが、実際の歌詞の表記を見てみると、行の末尾がほぼほぼ韻を踏んでいます
まるで息をするように韻を踏んでいるじゃありませんか
本当に驚きました。曲のライターさんは天才です。韻踏みモンスターの称号を与えたいです
いや韻踏みデーモンの方がいいか
以上、「Stayed Gone」和訳&カタカナ読み&解説でした
ありがとうございました
参考文献
-
「気づく」の英語表現いろいろ!find,aware,realise(realize),notice,recognise(recognize)などの違いと使い分け | 語学マニア.com
- [連載] 英語フレーズ 第22回 "Icing on the cake" | beo | 留学一括サポート可能な留学コンシェルジュ